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3号分割だけの専業主婦でも、年金分割手続は必須。

相談者:サラリーマンの元夫と離婚した女性 平成20年(2008年)11月に結婚し、最近離婚しました。結婚前は仕事をもっていましたが、結婚前に寿退社しましたので、結婚中は、ずっと厚生年金の第3号被保険者でした。離婚前に、「…

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【年金分割】請求日前1ヶ月以内に交付された生存を証明する書類とは?

相談者:合意分割の公正証書をもつ離婚女性 行政書士に依頼して、離婚前に年金分割条項付の離婚給付契約公正証書を作成しました。離婚届を提出してから、年金事務所で年金分割を請求しようと必要な書類を準備しています。日本年金機構の…

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離婚後2年近くで、合意分割手続未了の時、次の一手を教えて!

相談者:離婚後1年10ヶ月経過した女性 平成9年(1997年)に結婚して、1年10ヶ月前に協議離婚した専業主婦です。年金分割には合意分割が必要で、元夫は、離婚する時、0.5の分割比率での合意分割すると口で約束していました…

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安全確実な年金分割(合意分割)実行は、離婚前の公正証書作成を

安全確実な合意分割を実行するためには、離婚前に離婚給付等契約公正証書(按分割合の合意条項付)又は按分割合の合意公正証書を作成する必要があります。 離婚給付等契約公正証書を作成してから、すみやかに離婚届を役所に提出すれば離…

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婚姻30年中、13年別居していても年金分割は0.5(裁判例)

東京家裁平成20年10月22日審判。婚姻期間30年中、13年別居していた事案で以下のように判示。 対象期間における保険料納付に対する夫婦の寄与は、特別の事情がない限り、互いに同等と見るのを原則と考えるべき。 いわゆる3号…

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同居期間が短い事は、年金分割の特別事情にあたらない(裁判例)

名古屋高裁平成20年2月1日決定。 厚生年金保険法78条の2第2項は、裁判所は当該対象期間における保険料納付に対する当事者の寄与の程度その他一切の事情を考慮して年金分割における按分割合を定めることができる旨規定している。…

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浪費や財産隠匿は、年金分割に関する特別事情にあたらない(裁判例)

広島高裁平成20年3月1日決定。 按分割合を定めるに当って、事実上の離婚状態にあることが客観的に明白な破綻別居期間を対象の婚姻期間から除外すべきであるとしても、別居したことから直ちに、婚姻関係が破綻して事実上の離婚状態に…

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別居とその後の家庭内別居は、年金分割の特別事情でない(裁判例)

札幌高裁平成19年6月26日決定。 定年退職の7年前から別居したこと及び定年退職後の7年間の家庭内別居をしたことは、保険料納付や掛け金の払い込みに対して元夫が特別な寄与をしたとは言えないとして、0.5の年金分割(合意分割…

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年金分割の按分割合に関する裁判例を集約して解説します 

離婚時年金分割制度が施行されたのは、2007年(平成19年)4月1日で、その内、3号分割制度が施行されたのは2008年(平成20年)4月1日です。(2007年度は合意分割のみ施行。)まだまだ、短い歴史しかないことや、内容…

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年金分割しない合意を有効として、年金分割審判を却下した裁判例

年金分割をしない私法上の合意については、無効説と有効説があります。 無効説は、年金分割請求権は、両当事者の婚姻期間の標準報酬を改定する請求を年金制度の実施機関である年金事務所に求める権利なので、公法上の権利を私法上の合意…

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