にれの木の花言葉 個人の尊厳

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住居の退去・明渡し強制をされている方への処方箋

夫が、自分名義の家を売るので、住んでいる妻に「退去しろ」と言える?

夫単独名義の家は、夫だけの意思で、売買契約は、一応、可能。
①夫が100%所有権名義をもつ住居であれば、夫だけの意思で、第三者と売買契約を結ぶことは、一応は、可能です。
②共有名義であれば、妻の持分がたとえ少なくても(例えば1%であっても)、妻の了解なしに売却することは不可能です。(民法251条:共有者全員の同意なしに共有物に変更を加えられない。「変更」には、売却・賃貸等の「処分」も含むとの解釈です。)
③しかし、実質的に夫婦の共有財産であれば、当然に、たとえ、相続等で得た夫の特有財産であっても、 妻には住居の退去義務がない場合が殆どです。決っして、 あわてて住居を探すようなことはやめて、そのまま住居に住み続けましょう。
※共有財産・特有財産の意味や住宅の財産分与の問題についてはこちらをクリックして下さい。
妻は実質的に売却を阻止できる!
①妻は、②以下にに述べる理由から、購入予定者の内覧を拒絶できます。 不動産業者が何を言っても、内覧は拒絶して下さい。それでも、しつこく言われる場合は、 住居への不法侵入を脅迫されていると110番に通報して下さい。
②内覧もしないで不動産という高価な買い物をするような人はどこにもいません。 内覧を拒否し続ければ、購入を検討している第三者は売買契約に進もうとは思わず、 結果的に、夫は誰とも売買契約を締結することができません。どっしりと落ち着いて行動して下さい。
(法的な対応を考え、弁護士への依頼も視野に入れるべきです。)
③不動産登記名義がなくても、実質的に夫婦の共有財産であれば、妻は「夫に対しては」共有権を主張できるので、 妻が所有権に基づき何の権利をもたない第三者による住居への立ち入り(=内覧)を拒絶するのは、どこから見ても違法性は全くありません。
④購入を検討する第三者の内覧を実現する為に、夫が妻に住居の立ち退き・明渡しを求めてもそれに応ずる義務は全くありません。 例え、明渡し訴訟が夫から提起されても、夫に対して(潜在的)共有権をもつ妻が必ず勝訴します。「自分が所有する家から退去する必要はない」のは、当たり前です。 (あえて、明渡し訴訟を受任する弁護士がいたら、脅し等の別目的と考えるべきでしょう。)
⑤不動産登記は第三者との法律関係を律っする公示方法に過ぎず、夫婦という当事者関係まで適用されません。 夫の給与で住宅ローンの返済がなされていれば、夫婦の共有財産であり、妻は、登記名義がなくても、夫に対して、(潜在的)共有権を主張できます。 (この事が理解できない登記の専門家である司法書士等の法律関係者も多く、離婚調停を担当した時に驚かされました。 まして、普通の人では想像もできない事だと思いますが---)
家に住み続けよう。
①以上から、精神的に苦しくても、住居に住み続けることが肝心であり、又、合法的に住み続けられることを理解されたと思います。
②妥協して転居してしまい、夫が住居を売却してしまった場合、不動産の財産分与をごまかされるリスクが高くなります。
③夫が別居している場合は、妻の留守中に、内覧されないように、鍵を替えてしまうことも検討して下さい。 (自分に潜在的所有権のある住居の鍵を替えることは何ら違法ではありません。)
④同居している場合は、妻の留守中に内覧する第三者が、夫婦関係がもめているという事がわかるような何らかの工夫(貼り紙をするとか---)をしましょう。普通の人であれば、もめている夫婦から家を買おうとはしないようです。(事故物件扱いで、縁起が悪いと敬遠されます。)
家が、相続等で取得した夫の特有財産である場合でも!
①住居が夫婦の「共有財産」でなく夫が相続などで取得した「特有財産」であっても、 夫の所有権に基づく明渡し請求は、結婚が続いている限り、 「権利の濫用」として認められません。
②夫婦には、民法上(752条)、同居義務があるので、その義務を無視して、家の明渡し請求するのは、権利の濫用で認められないという判例が確立しています。
③但し、専ら、妻側の事情(不倫・暴力など)が原因で、この同居義務が果たせない場合は、難しいようですが---
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事務所の基本姿勢

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行政書士は家裁の調停委員として、離婚、相続、親子など家族問題に関する調停実務に永らく従事しました。女性心理カウンセラーとタッグを組んでの相談です。
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●離婚や相続などの家族問題は、一つ一つが独自の内容をもっていて、一律には扱えない事を経験から熟知しています。
●特に、離婚は、感情的混乱の渦中にあるので、問題を筋道立てて話すことが、とても難しいのは当然です。
 ご本人の怒りや悲しみの感情を和らげながら、問題を整理します。”本人自ら”が理解して納得するような相談とカウンセリングを心がけています。
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